不安 解消法  | こだまブログ

【理学療法士監修】不安を解消する方法

メンタルヘルス

誰もが不安を抱えて生きています。

私自身もたくさんの不安がありますし、
不安が募り、
身体を壊した経験もあります。

また不安が募り、体を壊した方を
たくさん見てきました。

不安の正体を暴き、不安とうまく付き合える方法をお伝えします。

不安を解消するには

不安を解消するには
不安と向き合い
“解決できる不安“と
“解決できない不安“に分け

“解決できない不安“は捨て、
“解決できる不安”を考えていく

事が重要となります。

解決できない不安とは、
「将来結婚できるか心配」
「大きな地震が起きたらどうしよう」
といった他人や自然など“自分以外”が対象となる不安を指します。

解決できる不安とは、
「明日朝起きれるか心配」
「電車の中でお腹が痛くなったらどうしよう」
など“自分自身”が対象となる不安を指します。

ーそうはいっても、うまく区別できないでしょ。ー
↑うまく区別するにはコツがいります。

まずは不安の正体を暴いていきましょう。

不安とは

不安とは、安心できていない状態を指します。
不安を感じた事がない人はまず存在しないです。

例えば
「明日プレゼンだけどうまくできるかな。」

こういった不安を持つことは
脳の防衛反応の一種で
“当たり前の反応“となります。

このような不安を抱えている分には問題ないですが、
考えすぎた結果、生活に支障が出るほど
不安を抱えている状態が続くと
体調を崩してしまいます。
また、不安を処理できない状態になると
不安障害という精神的な病にかかってしまう恐れがあります。

不安について考えていくにあたり、
不安の種類を理解してみましょう。

不安の種類

全般性不安

不安というより安心感の欠如。

人から言われた事を悪い方向に考えたり、
辛い事が起きるんじゃないかと
実際に起こってもいないことを
不安と捉えてしまう。

恐怖症

特定の対象(注射が怖い、高所恐怖症など)に
対して強い不安を抱く。

病院に行かない、高いところに行かないなど
行動を抑制しようとしたり
それらの出来事に遭遇しないように
努力したりする。

対人不安

人と接する時に感じる不安。

予期不安

「これから何か起こるんじゃないか。」
「自分が取り乱してしまうような不安が
起こるのではないか。」
と不安に思うこと。

トラウマ性不安

当時の感情と出来事の記憶が
フラッシュバックのように再体験され、
強い不安を生じること。

強迫

馬鹿げていると分かっていながら、
その理想を何度も思い浮かべて不安を抱くこと。

「鍵閉めたかな。」「忘れ物はないかな。」と
何度も確認してしまうこと。

解決できない不安を探していく

解決できない不安を探してみる方が
うまくいく可能性があります。

例えば、
『明日プレゼン上手くできるか心配』
といった不安を、例に挙げてみましょう。

解決できない不安は以下の通りです。
⚪︎プレゼンに対しての評価
他の人がどう思うかはわからない。
 これは解決できない。

⚪︎上手く進行できるか
→うまく進行できているかも他の人が評価するもの。
これも解決できない。

解決できる不安として
⚪︎上手く進行できるか
自分が満足いくプレゼンをできるように準備する

⚪︎心配事を減らす
→うまく進行できないと思う理由を考え、
うまくいくようプレゼン内容を編集、原稿を準備する

このように
解決できない不安、解決できる不安に
分けてみると不安の正体を暴く手掛かりとなります。

不安が募っている方は多くのことを実践する余裕はありません。
この方法を実践し少しずつ不安を減らしていきましょう。

まとめ

不安が募ると視野・思考は狭くなり、
考えが浅はかになってしまいます。

その状態が続くと、より不安が先走り行動も
抑制してしまいます。

解決できない不安・解決できる不安に分け、
解決できない不安を考えないようにするだけでも
心が落ち着き視野・思考が広がる事を
実感できると思います。

ぜひ試して頂き、他の不安解消法や
いい方法がありましたら
コメントでご教授いただけると嬉しいです。

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